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熱海

来年で100周年! 熱海駅周年イベントに参加してみました

若い人からシニアまで多くの人々が来場する熱海駅。観光都市としての歴史は、非常に古く平安時代〜鎌倉時代から歴史の舞台へと躍り出ます。観光都市としての節目としては、明治30年に金色夜叉の舞台となったことやで豆相人車鉄道開通などが挙げられますが、やはり大正14年の熱海駅開業は忘れてはならない出来事です。

そんな熱海駅開業から2024年3月は、数えて99周年。100周年に向けた前イベントとして、熱海駅では特別なイベントが催されました。

5分で完売!熱海特別車両

熱海駅構内には、東海道新幹線、東海道本線、伊東線の3路線が乗り入れています。新幹線こだまやひかりサフィール踊り子号、真っ黒な車体の黒船電車や赤さが際立つキンメ車両など、関東圏では屈指の特別車両が行き来する駅となっています。そんな駅に今回初来訪となったのがE655系「なごみ(和)」。新潟の越後湯沢などを走る豪華列車が、今回熱海に初来駅となりました。

熱海〜東京間は1時間弱と気軽に行ける距離な半面、特別車両によるイベントというのは非常にレア。そのため多くの人々が駅にやってくる車両を待って並ぶことに。

イベントはあいにくの小雨が降る中でしたが、車両がやってくるとアナウンスされると人々が固唾を飲んで見守ります。

茶色がかった黒い車両は、光沢感があり見るからに特別車両といった雰囲気。流線形な新幹線と比較すると、どっしりとした重厚感とヘッドライトの釣った目の雰囲気が猫科のカラカルのようにも感じられました。

本ツアー熱海駅99周年記念号ということもあり、インターネット上ではプラチナチケットとなり大争奪戦に。ものの5分で完売したため、予約できなかった人々も撮影に来ていました。

乗客が降車するタイミングで熱海高校エイサー部の演舞が開始。
大々的な99周年イベントが開催されました。

沖縄と熱海の関係とは?

躍動感のある沖縄の民族踊り「エイサー」。熱海でなぜエイサーと考える人も多いのではないでしょうか。(取材しにいった私もその一人です)

平成19年に、沖縄出身の人が熱海でエイサー活動を開始。高校の部活動として寝付き、黒潮の流れにのって熱海に行き着いた踊りの魂があるとのこと。新型コロナ禍で演舞機会が減っていたものの、熱海駅でのイベントでは何かと演舞を見る機会が多いとか。

躍動感のある踊りですが、熱海駅の駅員さん2名も太鼓や三味線ができるとおうことで今回99周年イベントでの共演が決定。高校生に負けず劣らず演奏で盛り上げていました。

100周年に向けたイベントは目白押し

イベントの最後は、駅長さんや熱海市長との囲み取材もあり、これからの熱海駅について色々話がありました。

中でも気になるのが、100周年にまつわるイベント。非公開ながら、市とJR共に熱海を盛り上げるイベントや大々的な何かがあるとか。

熱海駅の活気もさらなる高まりを迎えそうです。

アップデートにこれからも目が離せませんね。

熱海芸妓組合の公式マスコットまめっこ。99周年イベントでも登場していましたが、愛嬌がありとくに海外の人から写真を求められていました。

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