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【写真家Webライターが厳選】熱海のおすすめスポット3選!

温泉、海、グルメ、…… と幅広い方から人気の街、熱海。
私も1年ほど前に仕事でひさしぶり訪れてからすっかり虜になり、今では毎月必ず足を運んでいます。

そこで今回は、東洋のモナコとも呼ばれている熱海の絶景を望めるおすすめスポットを、写真家WebライターART-MAIあーとまいとして厳選してご紹介します。

ART-MAI 紹介:
普段は名前の通り「Artist / アーティスト」として活動しています。
Photographer として自分の見た景色を”切り撮り”、
Singer-songwriterとして実体験を”切り取り”、音と言葉を掛け合わせ、
Editorとして見たもの感じたことを”切りとった”記事を書き、
Radio Navigatorとして「今この瞬間を切りとる」をテーマに毎週金曜日に様々なゲストをお招きして、芸術や文化、経済についてお話しをしています。
そしてこのブログでは、私が見て感じた「熱海の魅力」を切りとって発信しています。

小学校低学年の頃、家族旅行で熱海に行ったときに、熱海のことを「ねっかい」と読んで、父と母に大笑いされた記憶があります。(笑)
うちの家族は休日になると必ずといっていいほど外出をしていて、お出かけ、旅行、ドライブ、キャンプなど、五感をつかって色々な体験をさせてもらっていました。だからこんなにアクティブなのかもしれません。性分なのかもしれませんが…。(笑)

そんな物心ついた頃から自然と触れ合うことが大好きな私が、みなさんにも楽しんでいただけるような場所をご紹介できたらと思います!

「熱海」の由来

そもそもなぜ「熱海」という地名なのか、みなさまご存知ですか?

海の近くに温泉地があるからではなく、この地に「熱い海」があったことに由来すると言われています。
古代、この地の海は煮えたぎるほどの熱さで、海水は沸騰し、煙が立ち込めていたそう。
そこで、“熱い海がある場所” という意味の「あつうみが崎」と名付けられ、それが変化して「あたみ」になったという説があるのです。

以前は表記も違っていたようで、「安らぎが多く美しい」と書く「安多美」の漢字が当てられていたみたいです。素敵ですよね。

熱海の歴史

温泉地として「熱海ブランド」が確立したのは、実は江戸時代のことなのです。
「徳川家康は、関が原の合戦前に熱海に入湯し、その温泉パワーをもらって天下統一を成し遂げた」とも言われているようで、その後も徳川家と熱海の関係は続き、慶長2年(1602年)に湯治、そして慶長9年(1604年)には義直、頼宣の2人の子どもを連れて、7日間熱海に滞在したそうです。

京都で病気療養中である吉川広家のお見舞いとして熱海のお湯を運ばせたそう。京都の近くにも名湯があるにも関わらず、わざわざ「熱海の温泉」を運ばせたことからも、家康公がいかに熱海温泉を気に入ったかが窺い知れますね。

将軍ご愛用の湯にあやかろうと大名たちがこぞって通ったそうです。
そして、ゆとりのない庶民のためにと繁盛したビジネスが「御汲湯」の始まりだそうで、塩分をたっぷり含んだ熱海の温泉は保温効果や薬湯としての効果も抜群で、昔からたくさんの方に愛されていたのです。
75°ぐらいの温度がある源泉を江戸城まで運ばせ、つくころには丁度よいお湯加減になっていたという話しを、休憩しているタクシーの運転手さんが教えてくれました。(笑)

熱海は知れば知るほど歴史に深く関わりがあることがわかり、なんだかやはり何かしらの力?のある場所なのかなぁと感じます。
1つ1つお風呂に入って取材撮影ができるほどの時間がまだなくて、温泉の記事を執筆できていませんが、少しだけ待っていてください!日帰り・宿泊それぞれにおすすめの温泉やお宿についても書ければと思っています!

前置きが長くなりましたが、「青い海と空を感じるおすすめスポット」を3つご紹介したいと思います!

おすすめスポット(1) 熱海ロープウェイ

今回は熱海港の近くまできたので、1ヶ所目はこちら。
大島や初島行の発着所にも近いのですが、こんなところにロープウェイがあったの?と思い、快晴のときにロープウェイに乗ってきました!

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ロープウェイのりば

アクセス・料金

● 路線バスをご利用の場合

熱海駅バスターミナル7番線「熱海港・後楽園」行きにて約10分、終点「後楽園」下車。徒歩0分。

● 湯~遊~バスをご利用の場合

熱海駅より湯~遊~バスにて約8分、「マリンスパあたみ」下車。徒歩4分。

● ATAMI BAY RESORT KORAKUEN シャトルバスのご案内

アタミロープウェイをご利用になる方は、山麓駅に隣接する ATAMI BAY RESORT KORAKUEN の無料シャトルバスをご利用いただけます。
※変更などもある場合も多いので、念のためにご自身でも調べてみて行ってくださいね!

熱海ロープウェイ料金:
大人:片道400円、往復700円(中学生以上)
小人:片道300円、往復400円(4歳未満は無料)

公式サイトでは、周辺観光スポットとのセット券などお得なチケットが販売されていることがありますので、事前にチェックしてみてくださいね!

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このロープウェイで片道2分で頂上へ

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ロープウェイからの眺め

あいじょう岬展望台うみそらテラス

何も遮るものがない、断崖絶壁のロケーション。相模灘を見渡せる一望テラスへ。
背後には箱根連山から真鶴まなづる半島。眼下には熱海市街、相模湾の向こうには三浦・三崎、房総半島を望みます。
海を見渡し、南に目を向けると手前に初島があり、その後ろにはどっしりとした伊豆大島の島影も見ることができます。

お天気が良いときは熱海の街や海をダイナミックに眺められる場所で、一度は行って欲しいおすすめスポットです!

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ウミソラカフェ

撮影したり、取材するためにオープンと同時にロープウェイに乗り展望台へ登ったのですが、店内Cafeなどオープンしていないところもありました。
でも、この空間や絶景を独り占めしたい方は、ぜひこの時間に!私はとってもいい時間が過ごせました!

うみそらカフェ

Cafeというか、テラスで飲めるように販売店もありました。
ソフトクリームやコーヒーを飲みながら、ゆったりと癒しの時間を過ごされるのもよいと思います。
お支払いは現金のみなので、お気をつけください!

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ウミソラカフェ

スリル満点の絶景撮影ポイント

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ウッドデッキからみる眺め

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高所恐怖症の方は怖いかもしれませんが、ウッドデッキの向こう側にも歩いていくことができます!
見渡す限りの海。この日はお天気にも恵まれて、撮影日和でした!
ぼーっと日頃の疲れや、嫌なことも忘れてしまえるような場所で、こころが穏やかになる時間を過ごすこともできました。自然の美しさに感謝です!

今度は夕焼けが見られる時間帯もいいかなぁと考えながらロープウェイで降りてきました。
色々な時間帯の、色々な表情の熱海を感じてみようと思ってます!

そしてここから、タクシーで5分(バスで10分弱)。次なるおすすめスポットへ向かいます。

おすすめスポット(2) ACAO FOREST

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ACAO FOREST内からみた絶景

私の中で熱海といえば、ココ!
広大且つ高低差のある敷地で、たくさんのお花や木々に囲まれ、歩いて、観て、触れて楽しめる庭園「ACAO FORESTアカオフォレスト」。

アクセス

● 熱海の駅からタクシーをご利用の場合

所要時間:約15分
所用金額:約1500円
※熱海のタクシーはクレジットカード対応していない車両が多いので、念のため現金のご用意をしておくとよいと思いました。

● 熱海駅からバスをご利用の場合

乗車駅 :熱海駅前⑥番バス乗り場 東海バス「網代あじろ方面行き」
下車駅 :「アカオフォレスト」
所要時間:約15分
所用金額:290円

開園時間:9:00~17:00(最終入園16:00)
定休日 :なし(荒天時は臨時休園する可能性もあります)
入場料 :大人(中学生以上)3,000円、小人(小学生)1,000円、未就学児無料、ペット同伴の場合は別途1,000円発生
駐車場 :100台/有料
所在地 :静岡県熱海市上多賀1027-8

絶景ポイントCOEDA HOUSE

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COEDA HOUSE 隈研吾さん建築

ACAO FOREST内、頂上にある天空Cafeと勝手に呼んでいる最高のロケーションです!
ウッドデッキに腰掛けてCafeするのも良し、COEDA HOUSE内から外を眺めるのも良し。降り注ぐ太陽の光と、海の凪、青いソラ、緑、鳥の囀り。全てを堪能できる場所です。

COEDA HOUSE は「集める」という意味を持つ“CO”と小さな枝(EDA)が集まって大きな木を表現していることから名づけられたそう。さらに“COEDA” には「木の下に人々が集う」という意味が込められているそうです。

床に使用されているのはアフリカケヤキ。切り出した木をそのまま使用(無垢材)しているので、木のぬくもりはもちろんのこと、香りまで伝わってきます!だからいつ来ても【ほっとできる場所】なのかもしれません。

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COEDA HOUSE内

隣に併設されている日本庭園「天翔」は、高台から相模灘を一望できる和風庭園です。
庭園中央にある世界最大級の盆栽「鳳凰の松」は必見です!

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世界最大級の盆栽【鳳凰の松】

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庭園横のテラスからもcafe利用できます

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テラスとパラソルの下で優雅なひとときを

季節によって限定のドリンクや食べ物も用意されてるので、飽きがきません。
行く度に、限定メニューを探して食べたり、カフェを堪能するのが楽しみの1つでもあります!
過去のイベントや限定メニューをレポしていますので、来年度以降の参考にぜひ合わせてチェックしてみてください!

・2月イベント:

「ACAO FOREST SAKURA BLOOMING」レポ

・3月イベント:

「FLOWER EASTER 2023」レポ

・4・5月イベント:

自然×アート体験型イベント「ACAO ART FOREST」レポ

・5・6月イベント:

「ACAO ROSE FESTA 2023」レポ

おすすめスポット(3) 熱海遊覧船「サンレモ号」

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熱海遊覧船サンレモ号

1つ目に紹介したロープウェイの近くに、熱海の海を満喫できる遊覧船があります。
2階シートに座れば潮風を感じられて、カモメに餌付けができ、海中展望室に行けば魚をみることができます!まさに海を気軽に満喫できます!

そもそも「サンレモ」とは、フランス国境やモナコに近い「イタリアン・リヴィエラ海岸」にある美しいリゾートの街で、盛大に催されるポップス音楽の祭典・サンレモ音楽祭や、豪華なカジノやヨットハーバーでも有名な場所だそうです!花の重要な産地でもあり、春になると大きな花市場が立つそうです。
地形も、花が一年通して咲き誇っているところも、熱海と似ていますね。

昭和48年ごろ、当時のサンレモ市観光局次長が日本を訪れた際、熱海の景色がサンレモにとてもよく似ているとおっしゃったそうで、日伊貿易協会の仲介のもと、姉妹都市提携につながりました(昭和51年)。熱海港に近い、明るい南国ムードいっぱいのサンレモ公園は姉妹都市提携を記念して造られました。それが「サンレモ号」という名前の由来になっています!

アクセス・料金

● 車をご利用の場合

「熱海遊覧船サンレモ乗り場」でナビ検索すれば到着できるはずです。近隣には市営駐車場が4つあります。

  • 第1親水公園駐車場
  • 第2親水公園駐車場
  • 和田浜駐車場
  • 渚町駐車場

● バスをご利用の場合

熱海駅バスターミナル7番線乗り場で「熱海港、後楽園行き」に乗り6分、「親水公園前」で下車をしてそこから徒歩1分で到着します!

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サンレモ号料金:
大人:1,300円(中学生以上)
小人: 650円(3歳以上小学生まで)

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乗り場とチケット売場

チケットは予約不要でその場で購入できましたが、クレジットカードは使用できなかったので、現金のご準備を!
その日の天候や波の状態により、出航できるかできないか決まり、公式Twitterで運行状況がお知らせされています。
晴れていても乗れない場合もあるので、事前に運航チェックはしてみてください!

遊覧コース&絶景スポット

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遊覧時間は、およそ30分です。
その日の遊覧コースは、波・風向き等により決定するようです!

ヨットハーバーコース、相模湾コース、錦ヶ浦コースの全3コース。
私が行ったときは快晴ではあるものの、波が高くヨットハーバーコースでした!(個人的におすすめなのは、錦ヶ浦コースです!)
かなりこのときは揺れがあり、なにかのアトラクションに乗っている以上にスリルを味わいました!(笑)

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こんなにも沢山のカモメたちと触れ合える

見てください、このカモメの量。
餌付けができるので、出航から港に戻るまでカモメが離れずに寄り添ってくれます。
本当に可愛い、自然の鳥との触れ合いの時間にもなり、少し生体も知れてとても最高な時間です!

鳥が苦手な方は、海中展望室へ!
天然の、海の水族館が体験できます。沖縄など海のきれいな場所にあるグラスボート(船底がガラスになっている水中・海底観察用のボート)のような海中展望室が付いているので、ガラス窓から海中の様子やお魚とご対面することができます!

生憎この日は波が高く、海中展望室からはよく見えなかったので、写真は次回リベンジしたときに。

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途中、初島行きのフェリーと対面する場面もありました。
熱海城もみえて、最高に海を感じることのできるスポットです!

たまに東京湾クルーズや、浅草〜浜離宮の水上バスに乗るのですが、そことはまた違う熱海の海を満喫できる場所です。マリンスポーツができない方でも、海を満喫してみい方にもおすすめの観光スポットです!

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まとめ

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東京駅から新幹線で40分弱、在来線でも1時間20分前後で行かれる心地よい空と海が広がる街。
こんなに気軽な気持ちで行けるのがまた素敵なところだなぁと常々感じています。

国内外を問わずよく一人旅するのですが、熱海は歩いて探索できるところも多いので、そこも熱海を好きになった理由の1つです。
はじめは位置感覚を捉えるのは難しいかもしれないですが、2回ぐらい足を運べば色々とわかるようになると思います!

少しずつ記事を読んで頂ける機会が増え、
「熱海ってこんなにオシャレな場所になっているんですね!」
「自然にこんなに近くで感じられる場所だとは」
「この私の記事を読んで今すぐにでも熱海行きたいと思いました!」
「本当にweb旅雑誌の用に活用させてもらってます」
「セレクトしてくれる場所のお店が素敵なところばかり!自分では探せない!」
など、たくさんのご意見や感想も頂けるようになり、本当にお仕事冥利につきます!

改めて熱海の魅力、日本の各地の魅力をどんどん世界に発信できれば嬉しいです!
この大自然の美しさに感謝!

みなさんに喜んでもらえる情報や写真でみる雑誌のように、今後もみてもらえるととても嬉しいです!そしてそんな感想を一言でもフィードバックしてもらえることが何より私の励みと力になっています!Instagramでは熱海に限らず、都内や出張撮影などでのラグジュアリーな場所もあげていますので、是非そちらも覗いていただけると嬉しいです。どうぞ宜しくお願い致します!

Written by ART-MAI
All photos are taken by ART-MAI
Instagram: @maimaimai1022

転載元:everyday-atami
写真:everyday-atami

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写真家WEBライターART-MAI

普段は名前の通り「Artist / アーティスト」として活動しています。 Photographer として自分の見た景色を"切り撮り"、 Singer-songwriter として実体験を"切り取り"、音と言葉を掛け合わせ、 Editor として見たもの感じたことを"切りとった"記事を書き、 Radio navigator として「今この瞬間を切りとる」をテーマに毎週金曜日に 様々なゲストをお招きして、芸術や文化、経済についてお話しをしています。 このブログでは、私が見て感じた「熱海の魅力」を切りとって発信していきます。 広告代理店勤務も長かったので、皆様にweb雑誌のように楽しんでもらえたらと思っています!

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