みなさんこんにちは。
三寒四温という言葉のとおり、大寒が過ぎてからは3日寒さが続いて4日ほど暖かい日和が続くようになり、熱海桜や河津桜などの自然美が、もう少しで春をつげるこの季節。
ポカポカな陽気やキラキラな海に心も弾む季節がやってきましたね！
今回は【熱海のCafe −前編−】です！
後編、さらに続編、……と続くかもしれませんが、Web雑誌のようにお楽しみいただけるようにまとめていけたらと思っていますので、ART-MAIらしいなぁ〜とお付き合いいただけると嬉しいです。
私は少し暖かくなると、テラスのあるCafeで自然や風を感じながらお仕事をしたり、Coffee時間を過ごしたりと、Cafeが生活の一部になりCafeとCoffeeなしでは生きてはいけなくなります。
”NO CAFE, NO LIFE.”
“NO COFFEE, NO LIFE.” です！笑
散策をしているときも、テラスで少し足を休めて自然を愛でながらゆっくりできる時間が人生と心を豊かにすると思っています。
春休みに熱海に足を運ばれる方、暖かくなってきたしどこかに行こうかなぁと考えている方に、少しでもお役に立てますように。
熱海のおすすめカフェ
熱海は美しく輝く海沿い、自然が彩る山沿い、裏道に入るとガラリと雰囲気が変わり急勾配の坂道、…… と色々な雰囲気が楽しめます！
Cafeは、探索の合間合間の休憩にするもよし、ランチタイムを過ごすもよし、1日の観光プランを練りに入るもよし、1人で読書するもよし、オーナーさんと語らうもよし。
10人いれば10通りの楽しみ方があると思うので、今回は素敵なCafeを5つ、順位をつけるのではなく絶景の写真とおすすめのメニューをご紹介していきます！
MOA美術館エリア
熱海駅からMOA美術館までは毎時1〜2本のバスが出ているので、初日か最終日の新幹線までの時間を過ごされるとよいと思います。
MOA美術館は高台にあり、相模灘を一望できるとても見晴らしのよい場所です！Cafeのご利用には入館料がかかるので、美術館をまわる時間や上からの景色を楽しむ時間も確保して行かれてくださいね。
MOA美術館のレポートは次回以降に別で取り上げていきます。
1.the cafe
相模灘を一望できる the cafe
the cafeは、長ーいエスカレーターを上がった1Fロビーにあります。
メニューは、シフォンケーキ・ソフトクリーム・ドリンクなので、美術館の中を巡ったあとに少し一息つきたいときに行ける場所だと思います。壁一面ガラスなのでこの景観を楽しみながらアートの余韻に浸るのもいいですね。
抹茶ミックスソフトクリームとエスプレッソ
場所 ：静岡県熱海市桃山町26-2 MOA美術館 1Fロビー
営業時間：9:30〜16:30（L.O.16:00）
定休日 ：木曜日、展示替日
ご予約 ：不可
※ご利用には別途入館料がかかります。
2.La Pâtisserie du musée par Toshi Yoroizuka
店内の様子
MOA美術館へは、9:30の開館と同時に入館してゆっくりと建築物や作品を堪能したのちに、La Pâtisserie du musée par Toshi Yoroizukaにいきました。オープン11:00 少し前に着いたのですが、平日なのに並んでいるお客様が沢山いたことにびっくりしました。
ここは鎧塚 俊彦よろいづか としひこさんプロデュースのスイーツ店です！
日本人で初めて三ツ星レストランの「シェフ・パティシエ」の資格を手にした鎧塚さん。TOSHI YOROIZUKA 東京ミッドタウン店はご存知の方も多いと思いますが、実は熱海にもお店があるんです！
今回はスイーツ×Coffeeにしようと思っていたのですが、朝から何も食べずに熱海にきて歩き回っていたので流石にお腹が減ってしまい軽食を頂くことに。
ケーキと、クロックムッシュやキッシュや地元の有機農法産野菜のセットなどがありました！どれも美味しそうでかなり迷いましたが、今回はこちらにしました。
クロックムッシュと有機野菜のサラダ
フランスカフェの定番メニュー「クロックムッシュ」がTOSHIさん風にアレンジされ、地元の有機農法産のお野菜と合わさった一品。
新鮮なお野菜でとってもみずみずしいサラダでした。地産や旬のものは本当に美味しいですよね！
そしてクロックムッシュは、カリカリなパンが二枚重ねになっていて中身はたっぷりすぎるほどの濃厚チーズが入っていて、食べられるかな？と心配になるほど大きな見た目でしたが、とんでもない。
美味しすぎてこれまたすぐに完食でした。
プレートも素敵だなぁと思っていたら人間国宝・室瀬 和美さんのデザインによるカップやプレートでした。
席からの眺め
季節がまだ寒いからなのか、まだテラス席は使用できませんでした。
テラスでスイーツを堪能できたら気持ち良さそうですよねぇ。
場所 ：静岡県熱海市桃山町26-2 MOA美術館 1F
営業時間：11:00〜16:00（L.O.15:30）
定休日 ：木曜日、展示替日
ご予約 ：不可
※ご利用には別途入館料がかかります。
La Pâtisserie du musée par Toshi Yoroizuka 公式サイト
ACAO FORESTエリア
何度も訪れている大好きな場所「ACAO FOREST」。
20万坪の庭園です！ここから眺める景色や自然に囲まれた環境は日常から解放され、充電時間が取れる場所の１つだと思っています。
アクセスやイベント情報など別記事にまとめていますので、こちらのカフェに行かれる方はぜひ合わせてチェックしてみてください！
https://note.com/everydayatami/n/n1a82d881ad42
3.COEDA HOUSE
隈研吾さん設計cafe店内
建築家 隈 研吾氏設計のCOEDA HOUSE“小さな枝を組み合わせて大きな木のような建築を作りたいと考え、外装にはガラスを用い、鏡でつくられた家具とともにローズガーデンに溶け込むようなデザインとした。ローズガーデンと建築が出会い、自然と共鳴した空間が生まれる”というコンセプト。
COEDA HOUSE は「集める」という意味を持つ “CO” と小さな枝（”EDA”）が集まって大きな木を表現していることから名づけられ、”COEDA” には「木の下に人々が集う」という意味も込められているそうです！
足を運ぶ度に違う景色が楽しめる場所であり、足を運ぶ度に好きになる！オススメのcafeのひとつです！！この絶景を独り占めしたいので比較的空いていそうな曜日や時間を見計らって行きますが、由来の通りたくさんの人が集う人気スポットなので、奇跡的に独り占めできてもほんの一瞬です。笑
が、空いているときに撮れたお写真がいくつかあるので絶景をシェアしますね！
COEDA HOUSE からの眺望
COEDA HOUSEより眺められる相模湾
日本庭園側のテラス
天空にいるかのような見晴らしの良いデッキ
1つ前の記事でも紹介しましたが、2月27日までの桜イベントでは、デッキにパラソルや椅子が置かれ、絶景を眺めながら限定メニューを楽しめました。
そして、前回は曇天&寒くて諦めてしまった限定メニューにリベンジしてきました🌸
COEDA HOUSE お花見セット（2名様セット）
料金：3,200円（税込）
内容：パン、スープ、お好みのドリンク（バスケットは要返却です）
期間：2023年1月11日（水）～2月27日(月)
今回私が頂いたセットの内容は、
- キノコのタルティーヌ（バゲット生地にキノコとチーズをあわせたものです）
- 温かいミネストローネスープ
- お好きなドリンク（アルコール除く）
2名様分のセットで、さらに、パラソル＆チェアにクッション&ブランケットも貸し出しまであって至れり尽くせりなのにこの価格はコスパがよすぎます！自由に好きな場所を選んでパラソルとチェアをセッティングしてもらえて至福時間でした！
限定メニュー以外のカフェメニューは、とくにオリジナルメニューやROSE系が豊富です！女子にはとっても見た目も好きなものばかりだと思います！
左：ラベンダーレモンスカッシュ
右：ハイビスカスローズ&カシスピーチ
そしてCOEDA HOUSEの横にある『空飛ぶブランコ』。
インスタ映えの人気フォトスポットです。雨の日でもこのブランコに乗っている外国人の方もいらっしゃったぐらい、ここはいつも撮影待ちで行列ができています。ブランコの横には桜やバラが咲いていて、四季折々の撮影ができる場所です！
人気のフォトスポット「空飛ぶブランコ」
場所 ：静岡県熱海市上多賀1027-8 ACAO FOREST 山頂
営業時間：9:30〜16:00
定休日 ：火曜日（ACAO FOREST の定休日に準ずる）
来宮神社エリア
個人的にパワースポットという言葉はあまり好きではないのですが、訪れる方々にとって心地よかったり、幸せだなぁと思える場所がそう呼ばれているんだろうなぁと私は思っています。
熱海の中心部から車で約5分の場所にある「来宮神社」も関東屈指のパワースポットと言われているそうです。
樹齢2000年を超える国指定天然記念物に選定される「大楠」があり、生命力に満ち溢れた神秘的な土地で、不老長寿・無病息災などを願うたくさんの方々が訪れている場所です。
境内にも4つのカフェがありますが、今回は横の県道を少し歩いたところにあるカフェを選んでみました。
熱海は自転車ではとても登りきれなさそうな急勾配の坂道が本当に多いですが、一歩裏道を入るととても綺麗な川が流れていたり、とても風情のある場所も発見できて自然に囲まれた場所はとても心地よいです！
4.ガーデンカフェリプル
アクセス
バス：JR熱海駅から笹良ヶ台団地循環『山田入口』で下車
徒歩：来宮神社西側の坂道を道なりに600m、来宮駅から徒歩670m
ちょっとわかりにくく通りすぎてしまいそうでしたが、到着しました。
お客様が沢山いらっしゃったので、あまりゆっくりと店内写真の撮影はできなかったのですが、コンクリート造りの建物の外階段を上がると、ガラリと雰囲気が変わって落ち着いた空間が広がっていました。
木をふんだんに使った長いテラスに、2席がけのテーブルが2組用意されていました！
テラスが大好きな私はもちろんテラス時間を。
東京の有名建築士の建物
美味しそうなお食事メニューが沢山ありましたが、混雑していたので、ドリンクとスイーツのプリンを頂きました！熱海といえば”プリン”ですよね。何故プリンなのかタクシーの運転手さんにお伺いしたところ、「地元にいるけど何でプリンなのかが全くわからない。誰かが街おこしの為にプリンにしたんじゃないか。」と仰っていました。果たしてそれが真相なのか、いつか解明できるように今後も取材してみようと思います。（ご存知の方ぜひ教えてください！）
ということで話は少し逸れましたが、今回はプリンを頂きました。
とーーっても濃厚でとても美味しかったです！想像を超えていました。
昔ながらの硬めのプリンでチーズケーキ並みの濃さ。絶品でした！
絶品のプリン
TV取材は一切お断りしているみたいですが、承諾をいただくためにこの記事のことをお話しすると「記事撮影頑張ってね、楽しみにしてるよ！」と見送ってくれました。少しシャイなマスターでしたが、最後には少し仲良くなれたかなと思っています。とても素敵なお人柄でした。
場所 ：静岡県熱海市西山町22-23
営業時間：11:00～17:00（L.O. 16:30）／ 週末 17:30～21:00
定休日 ：毎火曜日・水曜日（祝日は営業）
ご予約 ：11:30～14:30は軽食ご注文の方のみ可
※お支払いは現金のみ
熱海駅前エリア
最近は外国人の方がすごく増えたなぁと感じます。
昼間のタクシー乗り場はかなりの行列、バスも満席。街中散策で歩いてる方も多くいらっしゃいました。
最後は、駅の近くでゆっくりできる場所を探して歩いてみつけた路地裏のレトロなオシャレカフェをご紹介します。
5.CAFE KICHI
CAFE KICHI
店内は和モダン
熱海にはやっぱりレトロな雰囲気が似合いますね。
平和通り商店街から5分ぐらいの場所にありました。
2階のお席に案内されて階段を上ると、昔ながらの雰囲気の中に、現代の雰囲気を融合させたとても落ち着く和テイストな空間がデザインされていて、さまざまな国の方がこの空間に癒されにいらしていました。
クリームチーズケーキとcoffee
静岡の食材を使用した自家製クリームチーズケーキは濃厚な味わいで、一杯ずつ丁寧にハンドドリップで淹れてくださるコーヒーと相性抜群でした。
Cafe の雰囲気がとても落ち着いていたので、少し前の時代にタイムスリップしたような感覚でゆっくりと読書をしながらコーヒーをいただく至福な時間を過ごせました。
場所 ：静岡県熱海市田原本町5-9
営業時間：11:00〜19:00（L.O. 18:45）
定休日 ：水曜日
まとめ
熱海は活気が戻っていて、街中には観光客の方がとても多いです！
バスはもちろんのこと、タクシー乗り場にも長者の列で、車も渋滞していて本当に驚くばかりです。訪れる際は移動時間にたっぷり余裕をもってスケジュール組まれると予定通りに楽しめると思います！
海外からの観光客もたくさんいらしていたので、日本のよいところを海外の方に更に知ってもらえると嬉しいですね。日本の綺麗な自然をこのまま残していけるように、経済が少しでもよくなることを切に願っています。
ということで、他にもまだまだ素敵な場所や見晴らしの良いCafe、ニッチなマニア向け？と思われるような熱海の魅力をどんどん発掘して、余すことなく伝えていきたいと思っています！
今すぐは行けない場合でも、この記事をみて疑似旅行を楽しんでいただけたり、旅のプランの計画の中に入れ込んでもらえれば幸いです！
Written by ART-MAI
All photos are taken by ART-MAI
Instagram: @maimaimai1022
転載元：everyday-atami
写真：everyday-atami
